形をはめ込む知育パズルってあるでしょ?
ああいうの、おうちで作れないかな?
じゃあ、ダンボールを使って
シンプルな型はめパズルを
作ってみよっか!
パズルは、人気の知育おもちゃ。
いろいろな種類のモノがありますが、「型」にはめ込むタイプは、はじめてのパズルにおススメです。
この記事では、正方形・正三角形・直角二等辺三角形・五角形・六角形…ベーシックな形を使った、型はめパズルの作り方を紹介します。
ダウンロードできる手作り用の無料素材を用意しているので、ぜひ活用してください。
素材を使って、実際に作って下さった読者の方が、Instagram投稿してくれました。
「型」から外すのも立派な遊び。
となりでダンスしてるお姉ちゃんが、なんとも可愛いですね。
1歳から遊べる「ダンボール型はめパズル」の作り方
作り方といっても、ほぼ見た目通り。
複雑な工程はありません。
カッターで切るのだけがちょっと面倒かな…
手作業なので、もちろんちょっとゆがむこともあります。
「歪みなんて、許せない~!」
という方は、市販品をおススメします。
作り方は飛ばして、記事の後半へどうぞ。
おススメの「型はめパズル」を紹介しています。
型はめパズル 材料
まず、材料です。
- ダウンロードした台紙
- ダンボール(A4サイズにカットしたもの4枚)
- 取っ手になるもの ※私は、リボンを使用
- マスキングテープ
ダウンロードできる台紙は、こちら。
カラーとモノクロの2枚です。
「なんで2種類?」と思われた方、
遊び方には違いがあるので、後から説明します。
型はめパズル 台紙
型はめパズル 作り方
ダンボールに台紙を貼ってからカットする
プリントアウトした台紙を、A4サイズにカットしたダンボールに貼り、形に添ってカットします。
このとき、必ず全面にのりをつけるのを忘れずに!
私は、うっかり4辺だけノリをつけたため、カットしたら残念なことになってしまいました…
カッターで切る部分、つまり図形の周りは、
特にしっかりノリで貼り合わせ、乾いてからカットしましょう。
裏にダンボールをもう1枚重ねて貼り、枠を作る
形をくりぬいたら、裏側にダンボールを重ねて貼り、枠を作ります。
マスキングテープでくるっと巻くと早いですよ。
図形のピースに取っ手をつける
はめ込みやすくするために、取っ手…つまみをつけます。
カッターで切りこみを入れて、リボンを通して取っ手に。
何となくとっておいたラッピングのリボンなど、うってつけです。
もう1枚のモノクロ台紙も、同じ手順で作る
モノクロの台紙も、同じ手順で型はめパズルを作ります。
ただし、こちらには取っ手はつけません。
さあ、カラーとモノクロ、型はめパズルがこれで2つできあがりました。
型はめパズルの遊び方
では、今度は遊び方です。
いや、「型はめパズル」なんですから、型にはめるだけなんですけど…
どうして、カラーと、モノクロと、2種類作ったのか、その理由をお話していきます。
遊び方1 色をヒントにしてはめ込む
まずは、カラーのパズルで遊んでみます。
どうして、カラーを
はじめにススメると思う?
なんでだろ?
カラフルな方が好きだから???
いえいえ、違います。
答えは、ピースを全て外してみると分かります。
分かった!
周りに色がついてるから、
何をどこにはめたらいいのか
ヒントになるんだ!
その通り!
まだ、「同じ形」という概念が難しい場合でも、 「色」がヒントになります。
遊び方2 形を見てはめ込む
カラーで繰り返し遊んで、ボロボロになってきたころ(笑)、モノクロバージョンで遊んでみましょう。
地味でしょ…これ
うわ~色がなくても
できるようになってきてる!
これ、形を見てはめてるってこと?
正三角形と直角二等辺三角形。
五角形と六角形。
ちょっとややこしいですけど、色のヒントがなくても、「同じ形」を見分けることができるようになったようですね。
遊び方3 「はめ込む」からそろそろ卒業
今度は、上にのせてみます。
あの~これ
さっきのとどこが違うか
分かんないんですけど…
上に置くだけ、の場合
はめ込むときの「ピタッとする感覚」が
味わえなくなります。
はめ込むとき手に伝わる「ピタっとした感覚」
小さい子って、これがとっても楽しいんです。
だって「同じ形を見つけた!」と感じることができるから。
逆に言えば、上にのせるだけで同じ形を見つけることができるのは、手に伝わる感覚がなくても「同じ形を理解できるようになった」ということです。
なるほど!
だから幼児向けのパズルは
型はめタイプなんだね!
「はめ込む」を卒業したら、そろそろ「形合わせ」のタイプのパズルにもチャレンジできるころ。
同じくダンボールで作れるパズル、紹介しておきますね。
型はめパズル おススメ商品の紹介
最初にも書いた通り、自分で作るなんて面倒すぎる…という方のために、おススメの型はめパズルをいくつか紹介します。
まずは、まる、さんかく、しかくだけ。
ごくシンプルな、こちらのパズルがオススメです。何度も遊んでほしい、ベーシックパズル。
こちらは、イラストが可愛いボーネルンドのパズル。
ベーシックな形の型はめに、ちょっとアクセントがほしい方におススメ。
いろんな使い方ができる、こちらの型はめパズル。
ボックスタイプの型はめパズルはいろんな種類がありますが、これは木製のプレートに形をはめ込むタイプです。
2歳前後なら、最初は全部与えず、まず丸・四角など、分かりやすい形からはじめるといいですよ。
成長したら「手を入れて、形を推理する」という遊び方もできます。
年齢に合わせていろんな遊び方ができて、長く遊べる知育玩具です。
まとめ
型はめパズルは、人気の知育玩具ですが、意外と簡単に作ることができます。
もちろん、木製パズルのクオリティにはとても及びませんが、成長に合わせて仕様や遊び方をアレンジできるのがお、手作りおもちゃnいいところです。
手ごろなサイズのダンボールがあれば、1時間ほどできますよ。
よく切れるカッターを用意して、作ってみてくださいね。