

タングラムってよさそう。
家でも作れるかな?

作れますよ!
コスト0円の作り方と遊び方を
紹介しますね!
知育玩具として人気のタングラム。
いろいろな種類がありますが、正方形を7つのピースに切り分けたものが一般的です。
こういうパズル系は、得意な子はハマるんですが、 ぜんぜん興味を示してくれない~ということも…

最初から
縮小版のモノクロパターン図とか使ってませんか?
難しすぎると興味を示してくれませんよ。
タングラムは、大人も頭をひねるような問題が多数あります。
モノクロのパターン図は、どこで形が分割されているのか、見ただけじゃ分かりません。
そこを考えるのがタングラムの醍醐味なんですが、未就学児がはじめて取り組むには、ちょっと難易度が高めです
そこで、
まだ小学校に入学していないお子さん向けの「手作りタングラム」の作り方と、ピンタレストを活用した「パターン集」の作り方を紹介します。
材料は、ダンボールと折り紙、そしてピンタレスト!
コスト0円で始めることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
では、さっそくどうぞ!
参考対象年齢 3歳ごろから~
学びのツボ 形合わせ
ダンボールで手作りタングラム
さあ、ではさっそくタングラムを作っていきましょう。
でも、その前に注意点を!
ダンボールで作ると、どうしても「ずれ」が出ます。
紹介する遊び方なら、十分楽しめると思いますが、もしも
「精巧にできたタングラムがいい!」
という方は、記事の目次から「タングラムおすすめ」へジャンプしてください。
市販のタングラムをご紹介しています。
「ダンボールで作って遊んでみたらすごく気に入ったから、ちゃんとしたのがほしい!」
という方も、ぜひご覧ください。
ダンボールで作るタングラム 材料
- ダンボール板(折り紙よりひとまわり大きくカットしたもの)2枚
- 折紙 適宜
- マスキングテープ
まずは、材料を準備します。
特別なものはいりませんが、折り紙はいろんな色や柄があるほうが楽しいです。
折り紙は、パターン図を作るときにも必要ですので、多めに用意してください。
ダンボールでタングラム 作り方
折り紙をカットする

折り紙でタングラムのパーツを作ります。
でき上がり図はこちら。
カットする方法を、画像で紹介していきます。

1 半分に折り、カット。
直角二等辺三角形が2枚できます。

2 2枚できた直角二等辺三角形。
そのうちの1枚をさらに半分に折り、カットします。

3 もう一方の三角形を下のように折り、カットします。
三角形の底辺のちょうど真ん中に頂点が来るようにして、折ってください。

4 3で切り離した台形部分を、半分に折ってからカットします。

5 2枚にカットした台形部分は、さらに上の点線で折りカットします。

できあがり!

直角二等辺三角形 大 2枚
直角二等辺三角形 中 1枚
直角二等辺三角形 小 2枚
正方形 1枚
平行四辺形 1枚
計7枚のピースができました!
折紙タングラムをダンボールに貼る
折紙タングラムをたくさん作り、できたピースをダンボールに貼ってカットします。
色を変えるほうが分かりやすく、しかも楽しいので、折り紙は7色以上用意しましょう。

作り方は、意外と簡単。
2~3枚折って作れば、
すぐに覚えられますよ
あとで、裏側にもピースを貼ります。
この時、ひとつだけ注意点が…

平行四辺形だけは、全部同じ向きで作ると、裏返したとき貼り合わせることができなくなります。
裏面に貼るために、向きが違う平行四辺形を用意しておいてください。
7色のピースを貼り合わせたところがこちらです!
あとでカッターで切ることを想定して、1ミリ程度、すきまを開けておくといいですよ。

ダンボールタングラムをカットする
貼り終わったら、ダンボールタングラムをカットしていきましょう。
あとで枠を作るので、外側の正方形は、丁寧にカットしてくださいね。
ダンボールタングラムの裏側にも折り紙を貼る
貼り合わせたスキマ???をカット。
カットしたピースの裏にも、折り紙を貼ります。
これで、裏も表も使えるタングラムパズルのピースができ上がりです。
タングラムの枠を作る

次に、枠を作ります。
正方形を切り抜いたダンボールの下に、もう1枚ダンボールを重ね、周りをマスキングテープでくるりと巻けばOKです。
ダンボールのタングラムでき上がり!

枠にピースをはめ込めば、ダンボールのタングラムが完成!
折紙タングラムを作るところから、1時間ちょっとでできました。
タングラムのパターン図 作り方
今度は、残った折り紙タングラムでパターン図を作っていきましょう。
ここで、なんと…ピンタレストを使います!

え?
ピンタレスト?
いったいどうやって?
ピンタレストでは、タングラムのパターンをたくさん見ることができます。
それこそ、世界中のアイデアが集まっているんです。
これを参考にしない手はありません。
でも、スマホの画像を見ながら、タングラムパズルで遊ぶのはちょっと小さすぎて、子どもには難しい。
そこで、あなたが、ピンタレストを参考にスケッチブックにパターン集を作ってあげましょう。

私が、すぐに使える
「タングラムパターン集」というボードを
作っておきました♪
上のピンタレストボードからもご覧いただけますが、画面が小さい…
ピンタレストのアカウントをお持ちの方は、ぜひ「タングラム」でチェックしてみてください。
参考になるアイデアが、たくさん出てきますよ。
もちろん、上のボードをフォローしてくださるとうれしいです!
※ピンタレストって何よ???
という方は、ぜひこの記事をご覧くださいね。
ピンタレストでタングラムの問題をリピンする
ピンタレストのアカウントを持っている方は、検索窓で「タングラム」と入れると、たくさんのタングラム問題が出てきます。
好みのパターンを見つけたら、ご自分のボードにリピン。
ピンタレストのAIによって、一度リピンしたら関連のある画像がどんどんあなたのフィードに流れてきます。
これが、ピンタレストの特性。
試してみたいタングラム問題を、いくつかピックアップしてみてください。

悩むほどに
たくさん見つかりますよ
折り紙でパターンを作る

お気に入りのパターンが見つかったら、ここで、折紙タングラム登場!
パターンを見ながら折り紙を貼って、オリジナルパターン集を作っていきます。
さっきリピンした画像の、「ロケット」を作ってみました。

この方法、いいね!
子どもが気に入りそうなパターンを選べるし、
思った以上に大人も楽しい!

でしょ?
パターンはスケッチブックに貼るのが
おススメですよ!
さて、ここまでが、タングラム遊びの準備編。
次は、遊び方を紹介します。
手作りタングラムの遊び方
オリジナルパターン集ができたら、いよいよお子さんと一緒に遊んでみましょう。
パターン図の上に置いて遊ぶ

折り紙で作ったパターン図と、ダンボールのタングラムは、同じサイズ。
いちばん分かりやすい遊び方は、「上にのせて作る」遊び方です。
これなら、3歳くらいからトライできます。

まずは、上にのせて作ることで、形に慣れ親しんでいきましょう。
パターン図を見ながら作る

次に、パターン図を見ながら作ってみましょう。
上にのせて作るより難易度は上がるけど、上にのせることができるので作りやすいはず。
この方法でしっかり遊んでから、モノクロのパターン図にもチャレンジしてみてください。
モノクロのパターン図は、黒の折紙で同じように作ればOK。
この時も、最初は上にのせることができるように同じサイズからはじめ、小さいパターン図にチャレンジしてみてください。


なるほど!
最初は分かりやすく、
少しずつ難しくするんだね!

そうそう、
少しずつステップアップさせるのが
ポイントですよ!
もっとピースが少ないタングラムの作り方を、この記事で紹介しています。
はじめてのタングラムにおススメのアイデアです。
もちろん最後はお片づけ
遊び終わったら、枠を使って元通りにお片づけします。
3歳くらいだと、この枠の中に正方形を作るのは、なかなかの難易度です。
難しければ、線を引いておいてあげるか、少しだけお手伝いしてあげてください。
タングラムおすすめ
タングラムは、すごく気に入ったなら、市販品を購入するのがおススメです。
当然、ダンボールより精巧にできているから、ピタットくる感じがぜんぜん違います。
タングラムはいろいろな種類がありますが、今回は最も一般的な分割タイプを紹介します。
枠にはまったタイプなら…
たっぷり使いたいなら…
パズルは、ハマる子はハマる!
ダンボールタングラムが気に入ったら、ぜひ購入してみてください。
まとめ

タングラムは、とても人気のある知育玩具です。
でも、いきなりモノクロのパターン図にトライしてしまうと、難易度が高すぎ。
ちっとも食いつかず、そのままお蔵入り…って、これ我が家の体験談です。
今考えると、私も難しいのに(図形は苦手です)、そりゃ子どもが食いつくわけないわ…。

当時、
幼稚園児だったと思う
タングラムに限らず知育玩具は、ただポンっと与えただけでは、使いこなせないことがよくあります。
遊びに上手く誘ったり、ステップアップに寄り添うためには、大人も一緒に楽しむのが一番です。
ダンボールタングラムで、ぜひ遊びのステップアップを実感してくださいね。