おうちで楽しむ知育遊びのレシピをお届けしています
今日は
おやこでゲームをしてみましょう
【おうち育Lesson5】では、家族でゲームをする時のヒントを紹介します。
使うのは、無料ダウンロードで作れるこちらの「図形ドミノカード」です。
作ってみたい!
という方は、「幼児のための知育教材 牛乳パックとA4シール用紙で作るドミノカード」からダウンロードしてご利用ください。
今回のお話しは、家族4人でカードゲームをしてみたところ、5歳のお姉ちゃんに先を越された2歳の弟が大荒れするところから始まります。
その後、お姉ちゃんも機嫌を損ね、ゲームはたいそう盛り下がることに。
おうちで子どもたちと一緒にゲームをしようと思っても、
- 子どもへのルールの説明が難しい
- 子どものレベルがバラバラ
- なんだか楽しくない
なんてことありませんか?
この記事では、あるある場面を盛り込んでお話していきます。
もちろん、遊び方に正解はないので、あくまでひとつのレシピ。
参考事例として捉えていただけたらと思います。
今日の内容はこちらです。
さて、どんな遊びがはじまるんでしょうか?
さっそく一緒に見ていきましょう。
この記事は、当ブログ「Ouchi Edu」の素材を使って、架空のキャラクター「新(あたらし)ファミリー」がおうち育®を実践するというストーリーです。
【おうち育Lesson5】知育遊びを始める前に
【おうち育Lesson】に登場するのは、こちらの「新(あたらし)ファミリー」
学パパ、笑子ママ、5歳の風子ちゃん、2歳の賢太くんの4人家族です。
今日は
みんなでゲームするんだって
前回のあらすじ
前回の【おうち育Lesson4】では、ダンボールで「型はめパズル」を作って遊びました。
笑子ママは、子どものペースに合わせる大切さが、だんだん腑に落ちてきたようです。
マイペースで楽しめるおうち育って
いいかも!
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
知育遊びの準備
今日のゲームに使うのは、「図形ドミノカード」。
こちらの記事からダウンロードできます。
上の記事では、牛乳パックとシール用紙を使ってカードを作りましたが、
今日は、ダンボールで作ってみました。
図形ドミノ、作ったよ
台紙は、
家にあるAmazonのダンボールを使ったけど、いいよね?
もちろん
おうちにあるもので
自由に工夫してみてください
捨てたもんじゃないよ 廃材
学パパが作ったのはこちらです。
カットした図形ドミノカードをダンボールに貼って作りました。
マスキングテープを周りにぐるりと巻いておくと、ダンボールのモロモロが気になりません。
廃材を活用すれば、おうちから一歩も出なくても作れてしまう!
捨てたもんじゃないです、廃材。
【おうち育Lesson5】知育遊びの楽しみ方
パパが作ってくれたカードで
みんなでゲームしよう~
新(あたらし)ファミリーでは、さっそく「ドミノ遊び」が始まりました。
ルールはこれ。
- 4人にカードを各5枚ずつくばる
- 賢太くんが最初のカードを出す
- 同じ形のカードがあれば、順番に出していく
- 同じ形のカードがなければ、パス
- 手持ちのカードが一番早くなくなった人が、勝ち
はじめてのゲームでありがちなピンチ
ルール分かった?
じゃあ賢太
1枚出して
みんな順番にカードを出していき、賢太くんの2回目。
賢太
出すのない!
じゃあ、賢太はパスかな
次、風子ね
あ、同じ形、あった~
ママもあったよ
並べるね
みんな、ずるい!
賢太出してないのに
もうやめた!
ぐしゃぐしゃ~
……
賢太~!!!
もう、賢太と遊ぶのイヤ
賢太
ゲームはルールを守らないと!
もうやらへん
賢太、楽しくないもん
もう!
賢太には、ゲーム
まだ無理なんかなぁ
雰囲気は最悪になってしまいました。
賢太くん、「手札の中にふさわしいカードがないと、パス」に我慢できなかったようです。
ルールの理解も、まだまだこれから。
本来、こういう経験ができるのがゲームのいいところです。
子どもにとっては、すごく有意義な経験なんですけど、大人はちょっとイライラしてしまう。
そこで、こんな時に試してもらいたい方法を紹介します。
チーム制を試してみて
パパと賢太くん
ママと風子ちゃんで
チームになってみてください
子どもがゲームに慣れるまでおススメなのが、「チーム制」。
「チーム制」には、こんな効果があるんです。
- ひとりではちょっと難しいことにもチャレンジできる
- ルールが自ずと理解できる
- 自分で考える時間が増える
さっそくやってみましょう。
よ~し
じゃあ、このチームのキャプテンは
賢太だよ
うん!
パパ、がんばろう
遊び方は、さっきとほとんど同じ。
1 カードを2チームに各10枚ずつ配る。
2 じゃんけんで勝ったチームが1枚出す
今度はじゃんけんで
順番をきめよう
3 もう片方のチームが、手札の中から同じ形を見つけて出す
賢太
このカードの中に、同じ形ある?
あった!
見つけたよ
4 手札から、同じ形のカードを順番に出していく
あったよ!
ママ、風子が並べるで
お願いします
うわ!
賢太キャプテン
同じのあるかな~
賢太が探す
あかんわ
同じ形 ない!
5 カードが先になくなった方が勝ち
やった!
風子とママのチームが勝ち!
パパ残念やったね
でも、もう1回やろう
はじめてのゲームを楽しむために必要なこと
はじめてのゲームを楽しくするポイントは、ほんの少しのサポートです。
「ほんの少し」が、また、重要。
「チーム制」にすることで、それぞれに合わせたペースコントロールが可能になります。
賢太がちゃんと考えれるように
待ってあげれて良かった!
風子には
ノーヒントでOK
ふたりとも、ナイスアシスト
見極めるって
すごく頭使うわ~
子どもに合わせて、
「どんなサポートがいるかな?」
と考えるのはかなり頭を使いますが、だからこそ充実した内容にできるので、ぜひとも工夫してみましょう。
【おうち育Lesson5】知育遊びの後で
風子~
図形のゲームしよ
いいよ!
あれから、賢太くんはすっかりゲームが楽しくなりました。
最近は、同じカードを使って神経衰弱もできるようになったみたいです。
ふたりで遊んでくれると
助かるわ~
でもゲームも楽しかったやん
おうち育のコツもちょっとつかんできたしね
次回【おうち育Lesson5】の予告
次回の【おうち育Lesson6】は、位置関係を考える知育遊び。
ペットボトルのキャップを使います。
詳しくはこちらをご覧ください。
シンプルだけど、とても奥が深い遊びなので、どうかお楽しみに。
まとめ
今日のお話は、あくまでもひとつのストーリーです。
10件のおうちがあれば、ストーリーも10できるはず。
どれが正解とかではなく、おうちでの選択の積み重ねでストーリーが変わります。
この話が、選択のヒントになれば幸いです。