タングラムってよさそう。
家でも作れるかな?
作れますよ
コスト0円の作り方と遊び方を
紹介しますね
知育玩具として人気のタングラム。
いろいろな種類がありますが、正方形を7つのピースに切り分けたものが一般的です。
こういうパズル系は、得意な子はハマるんですが、 ぜんぜん興味を示してくれない~ということも…
最初から
縮小版のモノクロパターン図とか使ってませんか?
難しすぎると興味を示してくれません。
タングラムは、大人も頭をひねるような問題が多数あります。
モノクロのパターン図は、どこで形が分割されているのか、見ただけじゃ分かりません。
そこを考えるのがタングラムの醍醐味なんですが、未就学児がはじめて取り組むには、ちょっと難易度が高めです。
そこで、
まだ小学校に入学していないお子さん向けの「手作りタングラム」の作り方と、ピンタレストを活用した「パターン集」の作り方を紹介します。
材料は、ダンボールと折り紙、そしてピンタレスト!
コスト0円で始めることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
ダンボールで手作りタングラム
さあ、ではさっそくタングラムを作っていきましょう。
でも、その前に注意点を。
ダンボールで作ると、どうしても「ずれ」が出ます。
紹介する遊び方なら、十分楽しめると思いますが、もしも
「精巧にできたタングラムがいい!」
という方は、記事の目次から「タングラムおすすめ」へジャンプしてください。
市販のタングラムをご紹介しています。
「ダンボールで作って遊んでみたらすごく気に入ったから、ちゃんとしたのがほしい!」
という方も、購入するときの参考に「タングラムおすすめ」をご覧ください。
ダンボールで作るタングラム 材料
- ダンボール板(折り紙よりひとまわり大きくカットしたもの)2枚
- 折紙 適宜
- マスキングテープ
まずは、材料を準備します。
特別なものはいりませんが、折り紙はいろんな色や柄があるほうが楽しいです。
折り紙は、パターン図を作るときにも必要ですので、多めに用意してください。
ダンボールでタングラム 作り方
折り紙をカットする
折り紙でタングラムのパーツを作ります。
でき上がり図はこちら。
カットする方法を、画像で紹介していきます。
1 半分に折り、カット。
直角二等辺三角形が2枚できます。
2 2枚できた直角二等辺三角形。
そのうちの1枚をさらに半分に折り、カットします。
3 もう一方の三角形を下のように折り、カットします。
三角形の底辺のちょうど真ん中に頂点が来るようにして、折ってください。
4 3で切り離した台形部分を、半分に折ってからカットします。
5 2枚にカットした台形部分は、さらに上の点線で折りカットします。
できあがり!
直角二等辺三角形 大 2枚
直角二等辺三角形 中 1枚
直角二等辺三角形 小 2枚
正方形 1枚
平行四辺形 1枚
計7枚のピースができあがりました。
折紙タングラムをダンボールに貼る
折紙タングラムをたくさん作り、できたピースをダンボールに貼ってカットしていきます。
色を変えるほうが分かりやすくて楽しいので、折り紙は7色以上用意しましょう。
作り方は、意外と簡単。
2~3枚折って作れば、
すぐに覚えられますよ
あとで、裏側にもピースを貼ります。
この時、ひとつ注意点が…
平行四辺形だけは、全部同じ向きで作ると、裏返したとき貼り合わせることができなくなります。
裏面に貼るために、向きが違う平行四辺形を用意しておいてください。
7色のピースを貼り合わせたところがこちらです。
あとでカッターで切ることを想定して、1ミリ程度、すきまを開けて貼りましょう。
ダンボールタングラムをカットする
貼り終わったら、ダンボールタングラムをカットしていきます。
あとで枠を作るので、外側の正方形は、丁寧にカットしてくださいね。
ダンボールタングラムの裏側にも折り紙を貼る
貼り合わせたスキマ???をカット。
カットしたピースの裏にも、折り紙を貼ります。
これで、裏も表も使える、タングラムパズルのピースができ上がり。
タングラムの枠を作る
次に、枠を作ります。
正方形を切り抜いたダンボールの下に、もう1枚ダンボールを重ね、周りをマスキングテープでくるりと巻けばOKです。
ダンボールのタングラムでき上がり!
枠にピースをはめ込めば、ダンボールのタングラムが完成!
折紙タングラムを作るところから、1時間ちょっとでできました。
タングラムのパターン図 作り方
今度は、残った折り紙タングラムでパターン図を作っていきましょう。
ここで、ピンタレストを使います!
え?
ピンタレスト?
いったいどうやって?
ピンタレストでは、タングラムのパターンをたくさん見ることができます。
それこそ、世界中のアイデアが集まっているんです。
これを参考にしない手はありません。
でも、スマホの画像を見ながらタングラムパズルで遊ぶのは、ちょっと小さすぎて子どもには難しい。
そこで、ピンタレストを参考に、スケッチブックに折り紙タングラムと同じサイズでパターン集を作ってあげましょう。
すぐに使える「タングラムパターン集」というボードを
作っておきました
よかったら活用してください
ピンタレストのアカウントをお持ちの方は、ぜひ「タングラム」でチェックしてみてください。
参考になるアイデアが、たくさん出てきますよ。
もちろん、上のボードをフォローしてくださるとうれしいです!
※ピンタレストって何よ???
という方は、この記事をご覧ください。
ピンタレストでタングラムの問題をリピンする
ピンタレストのアカウントを持っている方は、検索窓で「タングラム」と入れると、たくさんのタングラム問題が出てきます。
好みのパターンを見つけたら、ご自分のボードにリピン。
ピンタレストのAIによって、一度リピンしたら関連のある画像がどんどんあなたのフィードに流れてきます。
これが、ピンタレストの特性です。
試してみたいタングラム問題を、いくつかピックアップしてください。
悩むほどに
たくさん見つかりますよ
折り紙でパターンを作る
お気に入りのパターンが見つかったら、折紙を使って、さっき作った折り紙タングラムと同じサイズのパターン集を作っていきます。
同じサイズ、というのがポイント。
タングラムのピースをパターン図の上にのせることができるので、はじめての子どもでもチャレンジしやすいんです。
さっきリピンした画像の、「ロケット」のパターン図を作ってみました。
この方法、いいね!
子どもが気に入りそうなパターンを選べるし、
思った以上に大人も楽しい!
パターンはスケッチブックに貼るのが
おススメですよ
さて、ここまでが、タングラム遊びの準備編。
次は、遊び方を紹介します。
手作りタングラムの遊び方
オリジナルパターン集ができたら、お子さんと一緒に遊んでみましょう。
パターン図の上に置いて遊ぶ
いちばん分かりやすい遊び方は、「上にのせて作る」遊び方です。
折り紙で作ったパターン図はダンボールのタングラムと同じサイズで作ったのはそのためです。
これなら、3歳くらいからトライできます。
まずは、上にのせて作ることで、形に慣れ親しんでいきましょう。
パターン図を見ながら作る
次に、上にはのせないで、パターン図を見ながら作ってみましょう。
上にのせて作るよりぐっと難易度が上がります。
この方法で十分遊んでから、モノクロのパターン図にもチャレンジしてみてください。
モノクロのパターン図は、黒の折紙で同じように作ればOK。
この時も、上にのせることができるように同じサイズからはじめてから、小さいパターン図にチャレンジするといいですよ。
なるほど!
最初は分かりやすく、
少しずつ難しくするんだね!
そうそう、
少しずつステップアップさせるのが
ポイントです
はじめてのタングラムにおススメのアイデアは、こちらの記事で紹介しています。
シンプルなパズルなので、3歳までのお子さんはこちらを参考にしてみて下さい。
最後はお片づけ
遊び終わったら、枠を使って元通りにお片づけします。
3歳くらいだと、この枠の中に正方形を作るだけでも、かなりの難易度です。
あらかじめ、底に線を引いておいてもいいかもしれません。
タングラムおすすめ
タングラムをすごく気に入ったなら、市販品を購入するのがおススメです。
当然、ダンボールより精巧にできているので、ピタットくる感じがぜんぜん違います。
タングラムはいろいろな種類がありますが、今回は最も一般的な分割タイプを紹介します。
枠のあるタイプなら…
たっぷり使いたいなら…
パズルは、ハマる子はハマる!
ダンボールタングラムが気に入ったら、長く遊べるものを購入するといいと思います。
まとめ
タングラムは、とても人気のある知育玩具です。
でも、いきなりモノクロのパターン図にトライしてしまうと、難易度が高すぎます。
ちっとも食いつかず、そのままお蔵入り…
これ、我が家の体験談です。
今考えると、私でも難しいのに(図形は苦手です)、そりゃ子どもが食いつくわけないわ…。
当時、
幼稚園児だったと思う
タングラムに限らず知育玩具は、ただポンっと与えただけでは使いこなせないことがよくあるので、
最初は一緒に楽しんでみてください。
ピンタレストは、市販のタングラムを使う時にも参考にできます。
海外ブロガーさんも、たくさんのパターンをアップしているので、一度のぞいてみてください。