ペットボトルのキャップを使ってすごろく遊びをしてみませんか?
すごろくは、まだやったことなくて…
そんなお子さんも楽しめるすごろくを作ってみました。
10までしかないロードに、キャップを並べながら進みます。
すごろくって、コマの動かし方や複雑な指示が分からなかったり、はじめてだと難しいことが多いもの。
このすごろくは、コマを進めるのではなく、並べていくスタイル。「1回休み」とかの指示もなし。
まずは、シンプルに楽しみましょう。
遊びながら、すごろくのルールを学ぶことができますよ。
はじめてのすごろくに、ぜひ活用してみてください。
ペットボトルのキャップでクリスマスすごろくを作る
ダウンロード素材は、A4サイズが3枚です。
- すごろくシート 1枚
- ペットボトルのキャップ リメイクシート 2枚
クリスマスすごろく
ペットボトルのキャップのリメイクシートは、シール用紙に印刷してください。
100均でも購入できますが、たっぷり使いたい方にはこちらがオススメ。
50枚入りでこのお値段は、コスパよしだと思います。
ペットボトルのキャップすごろくで遊ぶ
まずはサイコロを作ります。
このすごろくには、3までのサイコロがぴったり。
市販にはあまりないと思うので、牛乳パックで作ってみましょう。
こんな感じでシールを貼って、白いビニールテープで貼り合わせれば簡単に作れます。
コマを並べる
サイコロを転がして、出た目の数と同じ数のキャップを並べます。
「出た目の数だけ進む」
というのが、本来のすごろくのルールですが、「そもそも、それが難しい!」という段階のお子さんには、並べてみるのがオススメです。
サイコロの目の数を読む練習、コマを進める練習として、まずは「同じ数のキャップを、枠の上に並べる」
ここからスタートしてみましょう。
コマを進める
慣れてきたら、サイコロの目の数だけコマを進めます。
コマを進めるときは、元いた場所は「1」と数えないこともお約束。
これも、最初は迷うことが多いので、遊びながら覚えましょう。
このすごろくのロードは「10」までしかないので、すぐにゴール(笑)
何回も、繰り返し遊びやすいですよ。
10までのすごろくロードはこちらも。
ペットボトルのキャップでアドベントカレンダーを作る
数字キャップを並べて、またはシールの画用紙などに貼って、アドベントカレンダーを作ることもできます。
すごろくではなく、数字を順番に並べる遊びに。
「数量」としての数字ではなく、数字の「順番」を考える遊びです。
作ったアドベントカレンダーの上に、こんな風にキャップを並べて遊んでも。
アドベントカレンダーのアイデアは、こちらでも紹介しています。
まとめ
すごろくは、昔からあるゲーム。
江戸時代に庶民にも広がっていったようです。
私たちにもなじみ深い絵双六は、主に江戸時代、庶民の娯楽として普及しました。はじめはサイコロの目に沿って順番にコマを進める「廻り双六」という形式の絵双六しかありませんでしたが、やがて「一回休み」のマスが作られたり、サイコロの目に応じて離れたマスに移動する「飛び双六」が生まれたりと、娯楽として発展しました。双六は子どもの遊びという印象がありますが、子どもには難しい内容を含むものもあり、年長者と子どもが一緒に遊んだものと考えられます。また、色鮮やかな絵双六の多くは、当時の人気絵師らによって描かれ、その美しさから、遊ぶだけでなく観賞する対象ともなっていました。
国立国会図書館 本の万華鏡 第12回紙の上の旅・人・風俗-江戸の双六(すごろく)より
年長者が子どもと一緒に遊ぶもの、という役割だったのも、なんだか微笑ましいですね。
この記事で紹介したすごろくは、10までしかありません。
数が分かり始めた時期、一緒に遊ぶのにぴったりです。
はじめてのすごろくとして、おうちでお楽しみください。