トランプは、知育にピッタリの遊びです。
でも、2~3歳の幼児にはまだちょっと難しいかも…と思っていませんか?
今日は、そんな2~3歳におススメの知育おもちゃ「ちびっこトランプ」を紹介します。
牛乳パックで簡単に作れて、はじめてのトランプ遊びにおススメですよ。

本日のレッスン
参考対象年齢 2~3歳ごろから
学びのツボ 数の理解
ちびっこトランプの作り方
幼児向けのトランプなので、作る数も枚数も少なめで十分。
2歳児なら、「1」~「3」でもいいかもしれません。
この記事では。「1」~「5」の作り方で紹介していきます。
【材料】
- 牛乳パック 4枚(5までのカード×2種類)
- シール 適宜
- マスキングテープ 適宜

1 牛乳パックを切り開く
牛乳パックは、 サッとゆすいだだけでは、乳脂肪分が固まっていることがあります。
切り開いてから、もう一度きれいに洗いましょう
2 縦長にカットする
牛乳パックをカットし、3枚の縦長カードを作ります。
「折り目」部分のポコッとしたところは取り除きましょう。
「のりしろ」の部分は使いません。

3 半分に折ってカードにする
縦長の牛乳パックを真ん中で半分におり、周りをマスキングテープで貼り合わせます。
牛乳パックは厚みがあって折り曲げにくいので、あらかじめカッターで筋をつけておくときれいにしあがりますよ。
4 カードにシールを貼る
カードになったら、「1」から「5」までのシールを貼ります。
ただの丸シールも、ちょこっと描きたすとこんなに可愛く!
ハートや車など、子どもの好きなシールでも構いませんが、「同じ絵柄」で統一してください。
モチーフを混ぜて使うのはやめましょう。

でき上がり
シールを貼ったらできあがり。

ちびっこトランプで神経衰弱
この「ちびっこトランプ」を使って、神経衰弱をしてみましょう。
おなじみの遊びですから、ルールの説明はいりませんね。

数の知育遊びといえば、数字の読み書きを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、2~3歳児は「数量の感覚を身につける」ほうが大事です。
同じく牛乳パックのカード。
こんな遊び方もおすすめなので、合わせて読んでみてください。
このトランプは2・3歳の子どもが遊びながら「数量」を学べるように、あえて「数字」は書いていません。
「数字」というマークの照合ではなく、「数量が同じ」を判断しながら神経衰弱してみてください。

幼児期における「数や量についての学び」は、大人には簡単に思えることばかり。
だから、ついつい先に進んでほしくなります。
でも、目の前の小さなハードルを、着実に乗り越えてこそ!
幼児期の学びは、急がば回れだと思います。
遊びながら、楽しみながら、数を学んでいきましょう!