ペットボトルのキャップで、算数の教具的なものを作ってみました。
1枚のシートに10個のキャップ。
シートが10枚。
両面テープで貼るだけで、簡単に作れます。
入学前のお子さんにも、数えることに興味がわいてきた入園前のお子さんにもオススメ。
幅広い年齢のお子さんが楽しめますよ。
手作り算数教具の材料と作り方
材料
- セリアのプラダン (普通の段ボールでも可)
- ペットボトルのキャップ
- 強力両面テープ(またはボンド)
材料はすごくシンプル。
私は、セリアの黒いプラダンを使いましたが、わざわざ買わなくてもダンボールでも作れます。
ちなみに、プラダンにはいろんな色があるようですよ。
私が購入した店には白と黒の2色しか置いてませんでしたが、カラフルなものがほしいかたはあらかじめ店舗に品ぞろえを確認してみてください。
10の数シートを作
プラダンを5センチ幅に細長くカットする。
プラダンのサイズは 横50㎝×縦35㎝×厚み0.3㎝
段ボールを使う場合の参考にしてください。
横長に置いて、縦に10本にカットすると、10このキャップがほぼちょうど並びます。
10本にカットしたプラダンに、キャップを貼ります。
カットしたプラダンに、ペットボトルのキャップを貼っていきます。
両面テープを使うと簡単ですが、ボンドで固定する方が確実です。
10個×10本作る。
同じものを10本作れば、でき上がり。
数のかたまりでカットする
「5」「4」「3」「2」「1」の数のかたまりを作る
10がまだ難しい場合は、いろんな数で作ってみてください。
「1」から「5」までの数で作ってみました。
これだけでも
かなり遊べます
ペットボトルキャップの算数教具 遊び方
指先を使って遊ぶ
まずは、指先を使うあそびです。
ビー玉や手芸用のボールを、 キャップの中に入れていきます。
指でつまんで玉を入れるのが上手にできるようになったら、スポーンやトングで入れても楽しいですよ。
ひとつずつ入れていく、「1対1対応」の遊びです。
※小さいお子さんの誤飲にはご注意ください。
5まで数えて遊ぶ
入れたり出したり…遊びながら「数のかたまり」が学べます。
何度も遊んでいると、数えなくてもパッと見て数量が理解できるようになります。
たし算
合わせるといくつになる?
ふわふわボールをキャップからとり出して数えてみる、と分かりやすいです。
ひき算
あといくつで5になる?
これも、並べてみると分かりやすい。
5を作って遊ぶ
どれとどれを組み合わせると、5になる?
5になる組み合わせを見つけます。
「1」と「1」と「3」
「2」と「2」と「1」
3つ以上の数を組み合わせることができるように、数のかたまりシートはいくつか準備してください。
10を作って遊ぶ
同じ要領で、10を作ることもできます。
10の補数を考えるのにおすすめのアイテムは、この記事でも紹介しています。
まとめ
算数教具として使えるものは、100玉そろばんをはじめたくさん市販されていますが、こういうガラクタ?アイテムも、意外に子どもウケします。
簡単に作れて、足し算や引き算、そして繰り上がり繰り下がりを目で見て納得できるので、使いやすいですよ。
「ペットボトルのキャップがたまってきたな…」
というときに、思い出して作ってみてください。