1年生の算数で学ぶ、10の補数。
- 「7にあといくつ足したら10になる?」
- 「□と4で10になります。□は?」
- 「9を10にするには、あといくつ足りませんか?」
足したら10になる数について、聞き方を変えながら何度も問われます。
10の補数は、繰り上がりや繰り下がりの土台になるので、しっかり理解しておくにこしたことはありません。
今日は、遊びながら10の補数を学べるおススメのアイテムを、3つ紹介します。
10の補数を学ぶ おススメ算数教具 3選
どれも専用の算数グッズではなく、共通しているのは10の仕切りに分かれているというところ。
他のもので代用することもできるますよ。
セリア ピルケース
ひとつ目は、セリアのピルケース。
これ、一押しのアイテムです。
ひとつひとつの仕切りごとに、フタを開け閉めできる仕組みになっているところが、また良い。
閉めるときに「パチン」と音がして、子どもウケもばっちりです。
中に入れるものとして、手芸用のポンポンボールがぴったりなので、購入するならぜひご一緒にどうぞ。
セリア SIKIRI 10 収納ケース
続いては、セリアの SIKIRI 10。
先ほどのピルケースに比べて、かなり大きめサイズです。
SIKIRIシリーズにはいろいろなタイプがありますが、数遊びとして使うなら10の部屋に仕切られたこのタイプがオススメです。
ペットボトルのキャップを入れて、
フタをぴったり閉めることができます。
ピンタレストの動画で、遊び方例を紹介しています。
3つのパターンでは、難易度が少しずつ違うことにお気づきでしょうか?
同じ「2個ずつ」に見えても、「自分で2個つかむ」方がより理解力が必要です。
遊びを通して、「今、子どもはどんなんことを考えているのかな?」と、見守る大人が学ぶこともできます。
仕切られているので、1個ずつ、2個ずつ、という理解に繋がっていきやすい「SHIKIRI10」
ままごと遊びをしながら、自然と学べるのが嬉しいですね。
卵ケース
こちらは、廃材利用のアイデアです。
これも、10の仕切りがあるので使い勝手がいいです。
紹介した上の2つのアイテムをわざわざ買わなくても、この卵パックとペットボトルキャップだけで、かなり遊べます。
手を切らないように、端っこはマスキングテープなどで補強しておきましょう。
紙のパックがあればベストです。
卵パックを使うと、数だけでなくこんな遊びにも使えます。
遊び方
3つのアイテムを使った遊びを紹介します。
遊び方に正解はありませんが、参考になさってください。
出したり入れたり
はじめは、ひとつずつ入れて遊べばOK。
手で入れるだけでなく、スプーンやトングを使うのもおススメです。
数える
数えながら入れて遊んで、数のかたまりが理解できます。
パッと見て量を判断する
ケースを使うことで、ひとつずつ数えなくても一目で量を判断できます。
補数を考える
あといくつで「10」になるのかも、仕切りのあるケースを使うことで、パッとみて分かりやすいです。
まとめ
同じ道具を使う場合でも、「どう遊ぶ?」は、子どもの年齢や理解の段階によって違います。
今できること
今楽しいこと
を満喫しながら、できることがどんどん増えていく。
これが、知育遊びの魅力だと思います。