【ペットボトルキャップで100玉そろばん】 作り方をご紹介します

この記事は、もとは別のサイト「お片づけアカデミー」で紹介していたアイデアですが、Ouchi Eduを立ち上げたのを機に、編集しなおして掲載したものです。


ペットボトルのキャップをリメイクして100玉そろばんを作りました

環境問題が気になる今日この頃。
それでも、ついつい手が伸びるペットボトルのドリンク!


「このキャップ、何かに使えないかなあ〜〜?」

そこで思いついたのが、この100玉そろばんです。

作るとき、大変だったのはキャップ集めでした。
全部で200個。
そして、その200個に穴を開ける作業は、さすがにちょっと根気が必要でした。

作り方それ自体は、特に難しいことありませんので、「作ってみたい!」という方は、この記事を参考にチャレンジしてみてください。

内容

年齢のめやす(使う場合) 2歳くらいから

遊びのテーマ   指先の運動 色や数の理解

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ペットボトルの100玉そろばん 作り方

ペットボトルキャップの100玉そろばん 材料

まずは、材料をご紹介します。

【材料】

  • ペットボトルのキャップ 200こ
  • 丸棒 (4ミリ)   10本 
  • 適当な大きさの箱
  • マスキングテープ
  • シリコンゴム

★作業には電動ドリルが必要です

ペットボトル100玉そろばん 作り方手順

ペットボトルキャップのドリルで穴をあける

ペットボトルキャップに、電動ドリルで穴をあけます。
私は、6.5ミリのドリルを使いました。


手でしっかりと押さえて、真ん中めがけてキュイーン!


穴をあけたら、クルクルっとした削りカスがでます。
踏んだら痛いので気をつけて。

お子さんが口に入れたり、踏んだりしないように、注意して取り除いておきましょう。

上の写真のように、裏が二重構造になっている場合、 この部分は不要 です。
穴をあけるときにちょっと苦戦するので、あらかじめ、ペンチで二重の部分をとり外してから穴をあけてください。

1個に穴を開けたら、試しにペットボトルのキャップを用意した丸棒に通して、スムーズに動くかチェックしてみてください。
もし、「ちょっと穴が小さいかも」という場合は、ドリルのサイズを変更しましょう。

ペットボトルキャップで100玉を作る

2個を1玉にして、100玉を作ります。

はじめにビニールテープで巻いて、上からかマスキングテープで留めるとしっかりします。

できれば、同じ色で10のかたまりを作りたいところです。

「あと少し黄色がほしい~」
「赤があと3つやな!」

せっかくなので、作る工程も楽しみましょう。

私は、どうしてもはやく仕上げたくて…
家族だけじゃなくスポーツ仲間にも協力してもらいました。

そして、でき上がった100玉がこちら!

これだけ集めるのに根気が必要ですが、ここまで出きたらあとは仕上げるだけですよ。

100玉そろばんの箱を用意し穴をあける

100玉そろばんの「箱」を用意します。

100玉が全て収まって、しかもスルスル動かせるゆとりが必要です。

私は、たまたま家にあった進物用のシーツの木箱を使いました。
大きめのタオルの箱とか、ちょうどいいものがなければ、段ボールをカットしてもいいと思います。

箱に10本の丸棒を通すための穴を、片側に10個ずつ、計20個あけていきます。
玉を通したとき上下の玉がスムーズに動くように、少し間隔をあけて印をつけてください。

棒にペットボトルキャップの100玉を通す

丸棒にペットボトルキャップのの100玉を通していきます。

今まで集めてきた努力が実る瞬間。

するすると動くかどうか、チェックしながら通していきましょう。

両端をゴムでとめる

余分な長さの棒をカットして、外れないように両方の端っこをシリコンゴムでとめます。


木工用ボンドで固定してもいいんですが、私はあえて解体もできるようにゴムをつかいました。
ただ、ゴムはすぐに劣化して外れやすいのが難点なので、ひもを巻きつけてもいいかもしれません。

ペットボトルキャップの100玉そろばんできあがり

100玉を通して、棒が外れないようにとめたら出来上がり!


なんともかわいらしい、100玉そろばんが完成しました!

実際に使ってみて 

このそろばんを、ちゃんとした(?)市販の100玉そろばんより、意外に幼児からのウケはよかったです。

玉の大きさなのか?
見慣れてる感なのか?
まあ、いろんな理由がありそうですが…

そして、子どもは、解体してまた組み立てるのをとっても喜びます!

クオリティーの面では、もちろん市販のそろばんがいいに決まってるんですが、このペットボトルキャップで100玉そろばんのよさは、

解体して、また組み立てるという遊びを楽しめる!
それを繰り返すと、10のかたまりや10進法について学べる

ことだと思います。

もし、これから作ってみようかな、という方は、

棒の中心が重みで下がります。
動かしているうちに上下の玉がぶつからないように、上下の棒と棒の間には、しっかり「すきま」を開ける

集めるのは大変ですが「プロセスも含めて楽しみたい」という方は、よかったらこの記事を参考に作ってみてください。