![数の概念を育てる遊びに使えるカードを、牛乳パックとシールで手作り。手作り知育玩具のアイデアです。](https://ouchiedu.com/wp-content/uploads/2020/02/Ouchi-Edu-8.jpg)
数で遊べる最強の知育玩具は、個人的にトランプだと思っています。
- ひとりでも大勢でも楽しめる。
- 幼児からお年寄りまで楽しめる。
- かさばらないのでどこでも持ち運びできる。
- 100均でも手に入る。
そんな最強のトランプですが、トランプ53枚全てを使った遊びは、2~3歳にはまだちょっと早いかもしれません。
今日は、そんな2~3歳のお子さんが楽しめる「牛乳パックで作る数カード」を紹介します。
年齢のめやす 2歳過ぎから
遊びのテーマ 数概念
牛乳パックで作る知育カードの作り方
材料
- 牛乳パック 2パック分 (1から3までを作る場合)
- マスキングテープ
- シール (大きいもの、小さいもの)
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1 牛乳パックをカットする
牛乳パックを、縦4枚にカットします。
底、上部、折り目の部分、は使わないので切り落とし、4枚の細長い長方形にしてください。
継ぎ目がある1枚は除いて、残りの3枚だけを使います。
折り目のポコッとしたところは邪魔なのでカットしておきましょう。
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※今回は、1から3までの数カードを2種類、合計6枚のカードを作りたいので、2本分の牛乳パックを使います。
半分に折る
継ぎ目があるものを除いた3枚の細長い長方形を、半分に折りまげます。
牛乳パックはけっこう厚みがあるので、真ん中にカッターで軽く筋をつけておくと折りやすいです。
マスキングテープで周りを貼り合わせる
周りをマスキングテープで貼り合わせてカードにします。
のりやボンドで貼るよりも、手間がかからずきれいな仕上がりに。
(牛乳パックは厚みがあるので、ノリやボンドで貼ると浮き上ってきてしまい、上手にできませんでした。)
1から3までのシールを貼る
カードに、1から3までのシールを貼っていきます。
私は、赤の大小のシールを使いました。
シールにちょこっと描き足すとリンゴに!
すごく簡単にアレンジできるので、この方法はおススメです。
簡単にできますが、ポイントはシール。
シールは、大きいものと小さいもの、大きさの違うものを使う。
この数カードのねらいは、「大きさが違っても数量が同じ」を遊びながら学ぶことです。
「なあんだ、そんなの当り前でしょ?」
というのは大人目線の考え方。
小さい子どもは、「見た目」に左右されがちです。
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![Ouchi Edu](https://ouchiedu.com/wp-content/uploads/2020/05/Ouchi-Edu-1.png)
試しに、どっちがたくさんある?
って聞いてみてください
大きさ、並び方などに左右されずに、正しく数を判断できるようになるには、ペーパー学習ではなくて生活の中で学ぶことが大切といわれています。
この数カードは、「数が同じ」を遊びながら学ぶことができます。
あえて違う大きさのシール、で作ってみてください。
もし、大きさの違うシールがない場合、手描きのイラストでもOKですよ。
でき上がり
ペンでちょこっと描き足したら、2種類の1から3までのカードができ上がりです!
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知育数カード 遊び方
神経衰弱
おススメの遊び方は神経衰弱です。
カードは6枚なので、トライしやすいと思います。
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「神経衰弱は初めて」
というお子さんなら、表向けからはじめてみてください。
慣れたら種類を増やす
「大きさが違っても数量が同じ」が理解できるようになれば、種類や数を増やしてみましょう。
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スイカも、リンゴ同様、緑のシールにペンでギザギザを描いただけ…簡単にでき上がり。
![牛乳パックとシールで作れるカードで数の概念](https://ouchiedu.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_8630-500x375.jpg)
この数カードで作るのは、5くらいまでで十分です。
それ以上の数でも十分に理解できるようになれば、この知育玩具の役目はおしまい。
牛乳パックカード(笑)は卒業して、今度は普通のトランプで遊んでみましょう。
お片づけ
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カードは、ジップ付き整理袋にお片づけするのがおススメです。
出し入れする作業が、指先の運動機能を高めてくれます。
- カードの縦横の長さをよく見て、カードの向きを揃える
- 袋のあけ口の長さとカードの長さを考えながら、袋にいれる
- 袋のジップを押さえて上手にとめる
![牛乳パックとシールで作れるカードで数の概念](https://ouchiedu.com/wp-content/uploads/2020/02/5acbe36a250dfeab4a7c374a30bd6ff8-500x750.jpg)
パッと見にはとても地味ですが、2歳児にはおススメの動作です。
時間が許すなら、大人がササっとやってしまわないで、ぜひ子どもに自分でやらせてあげてくださいね。