お正月に家族で遊べるすごろく素材を作りました。
マス目は20までしかないので、サイコロを転がしてコマを進める、またサイコロを転がして・・・と、あっという間にゴール。
細かいルールはなく、あえてシンプルに仕上げているので、数が分かるようになってきたお子さんの「はじめてのすごろく」にピッタリです。
鶴、亀、松、梅、など、お馴染みのおめでたいモチーフで、お正月気分を味わってくださいね。
対象:サイコロの数が分かるお子さま
狙い:数あそび
作り方
すごろくの台紙は印刷するだけ。
牛乳パックでサイコロを作ったら、切り抜いた「目数」を貼り合わせればできあがり!
模様は、お正月の気分が味わえるように「梅」「松」にしました。
2枚目と3枚目は、ラベル用紙に印刷するといいですよ。
線に合わせてカットしたら、シール台紙をめくってペタンと貼るだけで牛乳パックが可愛くリメイクできちゃいます。
ラベルシートは100均で手に入ります。
丸く切り抜いた梅と松の絵柄を、ペットボトルのキャップに貼り合わせると、おはじきに。
すごろくのコマの進め方を練習したり、数の知育遊びにも使えます。
コマは、お正月にピッタリの「鶴」「亀」「招き猫」「だるま」の4種類を用意しました。
ダウンロード素材
お正月すごろく
牛乳パックでサイコロを作る
牛乳パックでサイコロを作る時は、一度切り開いてから貼り合わせるのがおすすめ。
一手間ですが、内側をしっかり洗うことができるので衛生的です。
貼り合わせるときは、白いビニールテープを使うと仕上がりがキレイですよ。
100均で手軽に購入できます。
数の理解が3までくらいしかないお子さんが使う場合は、「3までのサイコロ」に仕上げるのもおすすめ。
お子さんの理解度に合わせて、自由にアレンジしてみてください。
梅と松でドットの配列はあえて変えています。
これは、パッとみて数量を判断する力を養うことをねらってるんですが、お子さんと遊ぶときにいちいち説明しなくても大丈夫です。
あくまでも、「遊びながらいつの間にか数感覚が身についちゃう〜」っていうイメージで作りました。
コマを作る
すごろくのコマとペットボトルキャップのおはじきも、切って貼るだけ。
サイコロを作って残った牛乳パックの切れ端で補強すると、しっかりしたコマになリますよ。
ペットボトルのキャップを使うときは
ペットボトルのキャップは、キレイに洗ってから塩素系漂白剤で除菌すると安心です。
必ずしっかり乾かしてから使いましょう。
小さなお子さんの誤飲には、くれぐれも気をつけてください。
できあがり
できあがりはこんな感じ。
写真では6までのサイコロを2個作りましたが、梅と松を両方貼って「3までのサイコロ」に仕上げてもいいですよ。
その場合は1個しか作れないので、3までのサイコロを2個作りたい場合は、サイコロ素材を2枚ずつ印刷してくださいね。
遊び方
サイコロの目数で進む
まずは普通に、「すごろく遊び」
「5」が出たら、マス目を1つづつ数えてコマを「5」進めることができますか?
大人には当たり前ですが、幼児にとってはこれはなかなか難しいもの。
そもそも、「5」という数の概念がないとできません。
もし難しいようなら、お助けアイテムとしてペットボトルキャップのおはじきをマス目に5個並べてみてください。
サイコロの松のマークと、松マークのペットボトルキャップを、1対1で対応させると、コマを進める意味がグッと分かりやすくなります。
「3までなら分かる」
という場合は、3までのサイコロを使うのもおすすめです。
サイコロの数はいくつ?
「そもそも、サイコロの数が分からない」
という段階なら、ウオーミングアップとしてこんな遊び方もおすすめです。
「1、2、3、4、5・・・」と数唱はできるけど、実際の個数とマッチしていない。
こんな段階のお子さんなら、まずはこの遊びで「数唱と個数の一致」を練習してみましょう。
とはいえ、あくまでも遊び。
サイコロを転がしながら、ゲーム感覚で楽しんでみてください。
数くらべ
サイコロを転がして、こんな遊び方もおすすめ。
「どっちが多い?』
数の比較です。
「ママの方が、1つ多いね〜」
遊んでいるうちに、「数の差」に触れることもできます。
どちらも算数の基礎となる考え方で、小学校に行くと、数字や式での学習が始まります。
サイコロやすごろくは、遊びながらいつの間にかその土台を作っていくのにピッタリ。
気負わず楽しく、お家での遊びに取り入れてもらえたら嬉しいです。