今日は未就学児のお片づけのお話。
「ラベリング」は、片づけやすくするために欠かせない手法です。
- おしゃれな英文字
- モノトーン
- 誰でも分かりやすいマーク
- 子どもでも分かるような写真
いろんな方法がありますが、今日ご紹介するのは、文字に興味を持ってもらうためのアイデア。
3歳くらいからはじめられます。
難しく考える必要はないんですけど、効果的に取り入れるコツをまとめてみました。
本日のレッスン
参考対象年齢 3歳前後~
学びのツボ 文字への興味を育もう!
ひらがなラベリングのススメ
おススメのタイミング
文字っていつから教えたらいいんでしょう?
子どもに文字を教えるタイミングは、その子が決める!
といっても過言ではないくらい、実はタイミングって重要だ思います。
嫌がる子にえんぴつを持たせて、字の練習をさせるのは、絶対に避けてほしいことのひとつ。
「読んだり書いたりするのは…キライ!」
になってしまうかもしれません。
それじゃ子どもが興味を持つまで
待っていればいいの?
環境を整えると
自然と文字に興味を持ちやすくなりますよ
おススメしたいのは
子どもが文字に触れる環境を作る
そもそも、身の周りに文字がなければ、人は文字を習得することはできませんよね。
ひらがなラベリングを毎日のお片づけに取り入れることで、文字を目にする環境を作ることができます。
取り入れるおススメの年齢は、およそ3歳前後。
もちろん、興味を持ってから覚え始める時期には個人差があるので、そこは焦る必要はありません。
環境を整えて、機が熟するのを楽しみにまちましょう。
おススメの大きさ
ラベルを作るとき、ズバリおススメは、大きく作ることです。
大人目線のラベリングとは目的が違うので、当然ですが手法も違ってきます。
- 小さくて美しいフォントのラベル
- 色味が揃ってきれいなマーク
- おしゃれな英文字
これらは、 今から文字を覚えていこうという 今回の無垢的には合いません。
文字に興味を持たせるためにおススメのサイズは 大きめ
大きくなっただけ。ただそれだけなのに、そのインパクトたるや…
つみき
つみき
一目瞭然!
文字を覚えたての頃は、ラベルは大きく作りましょう。
おススメの貼り方
ラベルは、一文字ずつ分けて貼るのがおススメです。
日本語のひらがなは、ひとつの音に対してひとつの文字。
分けて貼ると、より覚えやすくなります。
でも、それだと
「たいそうふく」とかは
めちゃくちゃスペースがいるよね…
全部にこのラベルを
貼らなくてもいいですよ
このラベリングの目的は、子どもの暮らしに文字を取り入れること。
子どもが毎日使うもので、適度な文字数のもので作ってみてください。
- くつした
- たおる
- ぱんつ
なんかがおすすめ。
幼稚園用のモノに貼ってみようかな
くつした
たおる
うん
ちょうどいいかも!
文字数やスペースと相談して取り入れてみてください。
注意点
全部作ろうとしない
モノに直接文字を対応させる「ラベリング」は、ひらがな積み木や、お風呂のひらがなポスター以上に効果的ですが、家じゅうこのラベルだらけにしてしまうのは、おススメしません。
作るのもちょっと大変ですしね。
しかも、スラスラ読めるようになれば、もうお役御免!
大きめの文字を、わざわざ分けて貼る必要はありませんよね。
だから、たくさん作らなくてもいいんです。
覚えさせようと躍起にならない
「これ、なんて読むの?」
と子どもから聞いてくれたら大成功。
そうなる前に、「この字は…」
と無理に教えるのはやめましょう。
あくまでも「ひらがなに興味を持ってもらうための環境作り」が目的です。
その目的を忘れないでくださいね。
まとめ
文字を覚えると、お友達に手紙を書いたり、絵本を読んだり、ぐっと楽しみが広がります。
文字を覚えることは、楽しいことだよ!
そんなメッセージをお子さんに伝えてあげてください!