
今日のLesson
対象年齢 3歳前後~
学びのツボ 数量感を育てる
知育といえば、数や数字!
とうくらい熱心になりがちなテーマ。
だけど、
「子どもって、どうやって学んでいくの?」
というのは、私たち大人には案外分かりにくいですよね。
子どもの理解のステップがピンとこないんです。
例えば、「1.2.3~」と威勢よく数えることができるのに、「何個あった?」と聞いたらもう一度「1.2.3~」と最初から数え始めたり…
いや、なんでまた最初から?
と思いませんか?

今、まさにそんな感じ。
数えるんだけど
いまいち分かってないみたい。

「お風呂で10まで数える」のと、
10という数量が分かってるのとは
別のことなんですよ
「1」から「5」まで順番に数を唱えることと、「5」という数量を理解することは違います。
幼児向けのワークなんかで、「5」という数字と「5個のりんご」を線でむすぶという問題がありますよね。
あれは、
「ねえ、ねえ、『5』ってどういう意味か、ホントに分かってる?」
と、子どもに確認する問題です。
と同時に、
「『5』が、りんご5個という量を意味してることを、この子は分かってますよ!
と、大人に知らしめてくれる問題でもあります。
だから、こういうワーク問題がまだ難しいお子さんに、理解させようとして別の問題をさらにやらせるというのはちょっと違う…と思いませんか?
今日のレッスンは、
ワークが上手くいかなかったという方にも、
ワークなんて興味ないわ、という方にもおススメ。
子どもと一緒に数を楽しく学んでみましょう
pinterestから、楽しそうなアイデアをご紹介します!
のりものごっこ
のりもの好きなお子さんは楽しめること請け合いです!
お願いした数の荷物を運んでもらいましょう。
数字を使ってもいいですし、言葉で伝えても…
数を増やせば、幅広い年齢のお子さんが楽しめます。
シールを使う
数字と同じ数のシールを貼る遊び。
シールって、手先を使うので、とってもおススメのアイテムですよ。
お好きなモチーフで遊んでみてください。
おままごと
おままごとは、数遊びにうってつけ!
ちょっとした小道具で、雰囲気がでるでる~
トングやスプーン、小袋にお弁当用のカップなんかも使えます。
家にあるものですぐにできる遊びです。


知育っていうと「勉強」のイメージだけど
もっと気楽に考えたらいいんだね
でも、ごっこ遊びの相手はちょっと勘弁してほしいな~
えんえんと相手させられる…

ちょっとでいいから
お付き合いしてあげてね!
モノだけ与えても、数遊びはなかなか深まりません。
短時間でも、ぜひ一緒に遊んであげてくださいね。